金融計算ツール
税額計算2026年対応

退職金の手取り計算機

退職金額と勤続年数を入力するだけで、退職所得控除・所得税・住民税を自動計算。 実際の手取り額がすぐにわかります。役員退職金にも対応しています。

受給条件の設定

退職金と勤続年数を入力してください

100万円1億円
1年45年

計算結果と内訳

手取り額手取り率 95.7%

19,143,628
退職金額(額面)
20,000,000
退職金額20,000,000円
退職所得控除-11,500,000円
課税退職所得4,250,000円
所得税-422,500円
復興特別所得税-8,872円
住民税-425,000円
税金合計-856,372円
手取り 95.7%
所得税 2.2%
住民税 2.1%

退職金 2000万円、勤続 25年 の場合、 退職所得控除 11,500,000円 を引いた課税退職所得は4,250,000円 となります。 税金を差し引いた手取り額は 19,143,628円 です。

退職金額別の比較

勤続25年の場合の退職金額別の手取り額

1000万円
手取り 100.0%
控除額11,500,000円
税金合計0円
手取り10,000,000円
1500万円
手取り 98.2%
控除額11,500,000円
税金合計264,337円
手取り14,735,663円
2000万円
手取り 95.7%
控除額11,500,000円
税金合計856,372円
手取り19,143,628円
3000万円
手取り 91.8%
控除額11,500,000円
税金合計2,473,346円
手取り27,526,654円
5000万円
手取り 86.1%
控除額11,500,000円
税金合計6,931,984円
手取り43,068,016円
手取り額
19,143,628
手取り率
95.7
%
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退職金の税金の仕組み

退職金は長年の勤務に対する報酬であるため、通常の給与所得よりも税制上優遇されています。 「分離課税」として他の所得とは分けて計算され、退職所得控除により大きな非課税枠が設けられています。

計算の流れ

  1. 退職所得控除額を計算(勤続年数に基づく)
  2. 課税退職所得 =(退職金 − 退職所得控除)× 1/2
  3. 所得税 = 課税退職所得に税率を適用(累進課税)
  4. 復興特別所得税 = 所得税 × 2.1%
  5. 住民税 = 課税退職所得 × 10%
  6. 手取り = 退職金 − 所得税 − 復興特別所得税 − 住民税

勤続年数別 退職所得控除額の早見表

勤続年数退職所得控除額計算式
10年400万円40万円 × 10年
15年600万円40万円 × 15年
20年800万円40万円 × 20年
25年1,150万円800万円 + 70万円 × 5年
30年1,500万円800万円 + 70万円 × 10年
35年1,850万円800万円 + 70万円 × 15年
38年2,060万円800万円 + 70万円 × 18年

退職金額別の手取りシミュレーション

勤続30年(退職所得控除1,500万円)の場合

退職金額所得税・住民税実効税率手取り額
1000万円0万円0%1000万円
1500万円0万円0%1500万円
2000万円12.6万円0.6%1987万円
2500万円38.1万円1.5%2462万円
3000万円76.6万円2.6%2923万円
3500万円115.1万円3.3%3385万円

💡 退職所得控除以下(1,500万円)なら税金はゼロ。控除額を超えた部分だけに課税されるため、通常の給与所得より大幅に優遇されています。

一括受取 vs 年金受取の比較

退職金の受取方法には「一括受取」と「年金受取」があります。それぞれメリット・デメリットがあり、税制も異なります。

項目一括受取年金受取
課税方法退職所得控除(分離課税)公的年金等控除(雑所得)
税制優遇◎ 大きい(控除後の1/2に課税)△ 小さい(他の年金と合算)
メリットまとまった資金を運用できる、相続対策に有利計画的な収入、使いすぎ防止
デメリット使いすぎリスク、インフレ影響税負担が増える可能性、途中解約不可
向いている人資産運用する予定、相続を考慮安定収入を希望、他の年金が少ない

⚠️ 公的年金が多い方は一括受取の方が税制上有利なケースが多いですが、個別のシミュレーションが重要です。

退職金を受け取る際の5つの注意点

1

「退職所得の受給に関する申告書」を必ず提出

この申告書を提出しないと、一律20.42%が源泉徴収されてしまいます。提出すれば正しい税額が自動計算され、確定申告も不要になります。退職前に必ず会社に提出しましょう。

2

勤続年数に端数がある場合は切り上げ

勤続年数15年3ヶ月の場合、16年として計算されます。端数は必ず切り上げなので、退職時期を数ヶ月遅らせても控除額は変わらないことがあります。

3

複数回退職金を受け取る場合の注意

転職などで複数回退職金を受け取る場合、前回の退職から5年以内だと退職所得控除額が調整されます。勤続年数の重複期間は控除額が減額されるため注意が必要です。

4

住民税は翌年度に影響しない

退職金の住民税は退職時に源泉徴収されるため、翌年度の住民税には影響しません。ただし、退職後に再就職しない場合、前年の給与所得に対する住民税が別途請求されます。

5

受け取り後の運用計画を事前に立てる

まとまった退職金を受け取った後、銀行の定期預金だけでなく、新NISAでの分散投資や住宅ローンの繰上返済など、事前に運用計画を立てておくことが重要です。

退職金を受け取った後の資産運用

新NISAで長期運用

年360万円まで非課税投資が可能。インデックスファンドで分散投資し、長期的に資産を増やす戦略が有効です。

住宅ローンの繰上返済

住宅ローンの金利が高い場合、繰上返済で利息を大幅に削減できます。団信保険の有無や今後のライフプランと合わせて検討しましょう。

生活防衛資金を確保

まずは6ヶ月〜1年分の生活費を預貯金で確保。急な出費や医療費に備えることが最優先です。

専門家に相談

高額な退職金の場合、税理士やファイナンシャルプランナーに相談し、最適な運用計画を立てることをおすすめします。

よくある質問

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